もやもや病人生 もやもや病が原因でした5(理学療法士、作業療法士編)

もやもや病と診断され、右半身が不自由になりましたが、「なすがままに、何とかなる」精神で結構明るく生きています!


一般病棟に移ってきた次の日でした。

私の病室に一人の女性の方がこられました。
それはリハビリの先生で、明日からリハビリを始めるという事でリハビリの説明や時間等を伝えに来てくれました。

その先生は理学療法士と言われる方で、私が立って歩ける様にリハビリをして頂ける先生でした。
後、腕(手)のリハビリには作業療法士と言う別の先生が担当してくださる事になりました。
リハビリを始めるのは早ければ早いほど良いらしく、早速次の日から始める事になりました。

食事の時に「なんとかせなアカン」と思ったのは確かですが、全く動かないこの手と足が本当に動くのか?と半信半疑で、動いてラッキー動かなくて元々。
けど、やるからには頑張ってリハビリをしよう。と気合を入れて初日のリハビリに挑みました。

最初のリハビリは病室でおこなわれました。
理学療法士の先生が来てリハビリを始めてくれたのですが、思っていた以上に楽なリハビリでした。

そのリハビリが終わると暫くしてから作業療法士の先生が病室まで来てくれて、手のリハビリが始まりました。
そちらのリハビリも思っていた以上に楽なリハビリで終わりました。

えっ、これで終わり?

「リハビリはつらい」「リハビリはたいへん」という話は、元気な頃から、なんとなく知っていたので、こんなに楽なのか!、知ってる話と全然違うやん。と思いながら、これでもし身体が動いたらほんまにラッキーやな、と半信半疑に思っていた気持ちが「これならいけるかも」という期待感に変わっていきました。

そして二日目のリハビリ。
昨日と同じ様に病室まで先生が来てくれて、リハビリが始まりました。

昨日よりは少しきつく感じましたが、それでも結構楽なリハビリが続き、理学療法士の先生も作業療法士の先生も本当に優しく、優しくリハビリをおこなってくれました。

そして、三日目、四日目となるにしたがって、「全然楽やん」から「えっ、むり、動かへんし、むり」とだんだんとリハビリがきつくなってきました。

先生の態度は相変わらず本当に優しく、優しく言葉をかけてくれるのですが、リハビリの要求内容はまるで鬼教官の様に日々変わっていくのでした。

また考えが変わりました。
「絶対についていってやる」

先生方は出来ない事に対しては決して何も言いません。もちろん怒ったりもしません。出来ない事に対して凄く丁寧に助言をくれるし、手伝ってもくれます。励ましてもくれます。

「ゆっくりでいいですよ。休んでもいいですよ。頑張りましょう。」

先生方は決して鬼ではないです。いや、私にとっては天使です。私の事を考えてくれて、一緒にリハビリを頑張ってくれている。天使です。感謝してます。
だけど「ほんまに、きついー!」


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プロフィール
もやもや病
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2017
HN:
ぐっさん
性別:
男性
趣味:
海での釣り
自己紹介:
はじめまして、
ぐっさんと言います。
もやもや病という得体の知れない病気にかかり、右半身が不自由になりました。
なんとかリハビリのお蔭でかなり回復し、大好きな釣りがやっとできる様にまでなりました。
日常の事、病気の事など書いていきたいと思っていますので、これからもよろしくお願いします。
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